2007-09-15 ■ book 小説なんてものを久しぶりに読んでみた。娼年 (集英社文庫)作者: 石田衣良出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/05/20メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 67回この商品を含むブログ (234件) を見るアの人にやって欲しい芝居すれに「映画で」と書いてあったから読んでみた。この作者の一人称は「オレがオレがオレが」で読みづらいなあと池袋ウェストゲートパークの一冊を読んだ時感じていたが、主人公が違う分その問題はなかった。全体としては特に目を惹くような事柄もなく、映像化するには映倫が黙っちゃいねーよwな内容だったが、最後の最後ににやりとさせてもらった。日常には戻らないという選択の結末。ぼくは悪党になりたい作者: 笹生陽子,大島依提亜出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/06/30メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (80件) を見る本屋で表紙を見せて棚に並べられていたのを、タイトルと裏表紙のあらすじをぱっと読んで購入。内容は考えていたものと全く違っていたけれど、結末に向かいながら主人公が発揮していく小者っぷりに、何とも云えない共感を誘われたのでした。