つまり「普遍的な原理やルール」の存在しない社会においては、人はごく限られた範囲で感情や「空気」によってつながるしかなく――その典型がカイシャと家族だった――、それを超えた何か(=集団を超えたつながりや原理)を見出せなくなった。(P.249)